海外研究機関からの基金申請について
RSD/CRPSに対する治療法は、残念ながら未だ見つかってはおらず、それが国際RSD/CRPS研究財団の設立された理由です。この財団には、この悲惨な疾患の治療に希望を灯すことができる臨床研究であるならば、それがどこの国のものであっても、支援するための研究費を調達する役目を担っています。
この財団では、そういった研究やプロジェクトを直接実施しようと考えてはおりません。財団の科学諮問委員会メンバーの推薦に基づき、有望かつ研究費が必要と認められる臨床研究や研究プロジェクトを選抜しています。
財団では、世界中で行われている研究プロジェクトをできるだけ支援したいと考えておりますが、研究費を受け取るためには、その研究プロジェクトに米国の大学病院、医学研究機関あるいはメディカルスクールに所属する医師が一人ないしそれ以上、共同研究者として加わっていることが条件となります。米国内でこのような研究プロジェクトに携わる大学や共同研究者としての医師たちは当然その条件を満たしており、米国内の医学研究機関が基金を申請することも可能です。財団は、研究費を研究者自身ではなく、大学病院、医学研究機関あるいはメディカルスクールに直接寄付します。財団はまた、研究者たちの同意が得られる範囲で、支援する研究の成果を発表していきます。 |